ここが違う!現物取引と信用取引をざっくりと比較

現物取引と信用取引の取引方式に関する違い

株取引において、現物取引と信用取引は両輪に例えられるほど主要な取引方法です。しかし、それぞれの違いがどこにあるのかを明確に把握できておらず、信用取引に二の足を踏んでいるという人は意外に多いのが現状です。まずはざっくりとどこが違うのかについて知っておきましょう。まず現物取引は株そのものをお金で買い、その後売ることで損利を得る取引手法です。それに対し、信用取引は証券会社などから資金を借り、それを元手に株を購入します。これだけでは単に資金を借りるという手間が入るだけで、現物取引と信用取引に明確な違いはありません。信用取引が現物取引と最も違う点は、証券会社から株を借り、それを売ることで株取引を始める『空売り』ができることです。空売りでは高く株を売り、安くなった所で買い戻して株を返済すると、その差額分が利益になります。

かかるコスト面での違いとは?

現物取引では株を買って売るという手順のみで取引が完結するため、かかるコストは売買手数料のみで済みます。他方、信用取引ではまず株取引を始める前に、資金や株といった有価物を借りるという手順が挟まるため、売買手数料以外にもコストがかかることになります。資金を借りて信用買いする場合にかかるのは、借りた資金に応じた金利です。逆に株を借りて空売りする場合にかかるのは、株を借りることでかかる貸株料になります。さらにこの他にも、空売り注文が殺到している銘柄を自分も空売りする場合、逆日歩という追加コストを支払う必要が生じます。これらのコストは日割りでかかるものが多いので、信用取引では長期にわたって銘柄を保有しないように心がけなければなりません。

株の信用取引の金利の基準は、証券会社などが定めていることがありますが、出費を最小限に抑えるために、低金利のサービスを優先的に利用することが大事です。